私は、ワイモバイルの新プランのおかげで、家族4人分のスマホ代が5,000円程度に収まりました。
家族でスマホを使ってるなら、ワイモバイルで通信費をかなり安く抑えることが出来るかもしれません。
皆さんは、携帯電話(スマホ)はどこのキャリアを契約しているでしょうか?
数年前までは、格安SIMは品質が悪いとか、使えないとか。ネガティブな意見が多かった印象ですが、近年では格安SIMでも快適に使う事が出来る物が多くなりました。
私は、3年程ワイモバイル使っていますが、概ね満足しています。
(サブとして楽天モバイルも持っています)
ワイモバイルは、スマホ満足度が「5年連続No.1」だそうです。
今回は、そんなワイモバイルについて以下の様な内容でお話していきます。
- ワイモバイルの料金プラン
- ワイモバイルは家族で使おう
- ワイモバイルのその他の良い点
- ワイモバイルのイマイチな点
- ワイモバイルがおすすめな人
スマホ代が高いのは分かっているけど、契約の変更とか面倒くさい。。。
こんな風に思っている方も多いのではないでしょうか?
確かに、携帯キャリアの変更は少し面倒くさいかもしれませんが、最初だけ面倒な思いをすれば、その後は毎月スマホ代が安くなります。
2021年にはドコモからアハモ、auからはpovo、ソフトバンクからはLINEMO等がスタートして、日本全体的にスマホ料金を見直す絶好のタイミングになっています。
もし、毎月のスマホ代を「なんとなく」支払っているなら、面倒な思いをしてでも、プランを見直す価値があります。
ワイモバイルも、そんな選択肢の一つとして検討してみていただけたらと思います。
それではいってみましょう。
ワイモバイルの2021年新プランは「シンプルS・M・L」

2021年は、各社、新プランを打ち出してきましたが、ワイモバイルも例外ではありません。
ワイモバイルの2021年からの新プランはプランはこのようになっています。

従来の「スマホベーシックプランS/M/R」には、「1回10分以内の国内通話無料」が基本料金に含まれていました。
新しい「シンプルプラン」では、この無料通話が基本料金から外れ、有料オプション(誰とでも定額・月額700円)に変わりました。
このオプションが不要なら、従来プランより700円(S・M)または1280円(L)の値下げとなります。
ざっくり言うと、2021年の新しいプランは、10分間の無料通話がオプションになった代わりに、基本料金は安くなり、さらに、家族割の金額が増えてお得になったという事です。
\家族みんなでお得/
従来のプランとの比較
従来のプランと新プランを見比べてみましょう。
☑️スマホベーシックプランの基本料金
(従来のプラン)
まず、従来のプランです。
こんな感じ!
プラン | 高速データ通信容量 | 月額基本料(税込) |
---|---|---|
スマホベーシック プランS | 3GB | 2,948円 |
スマホベーシック プランM | 10GB | 4,048円 |
スマホベーシック プランL | 20GB | 4,928円 |
その他の特徴
- 10分まで無料通話が適用
(10分超えた分から、20円/30秒) - 家族割で2回線目以降、毎月500円割引
- おうち割の適用で全ての回線から、毎月500円割引
スマホベーシックプランの新規受付は終了しました。
ちなみに、すでにスマホベーシックプランを契約中の方は「マイワイモバイル」内でシンプルプランに変更することが出来ますが、シンプルプラン(新)から、スマホベーシックプラン(旧)に戻す事は出来ません。
✅シンプルプランの基本料金
(2021.2~)
続いて、新プランはこんな感じです。
プラン | 高速データ通信容量 | 月額基本料(税込) |
---|---|---|
シンプルS | 3GB | 2,178円 |
シンプルM | 15GB | 3,278円 |
シンプルL | 25GB | 4,158円 |
その他の特徴
- 無料通話は無し、20円/30秒
- 家族割で2回線目以降、毎月1,188円割引
- おうち割の適用で全ての回線から、毎月1,188円割引
「家族割」と「おうち割」の併用は出来ません。
ワイモバイルの新料金(2021~)では、各種割引を上手に使う事で家計のスマホ代を安く済ませる事が出来ます。
いずれのプランも「2年契約」などの契約期間の縛りはありません。
無料通話はオプションに

従来の「スマホベーシックプラン S・M・L」は、10分間の無料通話が付いていましたが、新しい「シンプル S/M/L」プランの無料通話は、オプションとなりました。
- だれとでも定額
- スーパーだれとでも定額(S)
どちらも申し込みが必要です。
だれとでも定額
まず、「だれとでも割」です。
これまで、基本料金に含まれていた10分通話無料が、「シンプルプラン」ではオプションとなり、770円かかります。
10分無料がいらない方にとっては、その分基本料金が安くなるので嬉しい変更かもしれませんね。
オプション名 | オプション料金(税込) | 内容 |
だれとでも定額 | 770円 | 1回10分まで無料 |
スーパーだれとでも定額(S)
とにかく電話をしたいという人は、「スーパー誰とでも定額(S)」というオプションに申し込めば、24時間いつでも、国内通話が無料になります。
オプション名 | オプション料金(税込) | 内容 |
スーパーだれとでも定額(S) | 1,870円 | 24時間国内通話かけ放題 |
LINE等を使えば、無料で通話することも出来るので、仕事等で使う方以外、ほとんどの方には不要だと思いますが、こういった通話オプションもあります。
通話品質について

格安SIMは繋がりにくい、電波が悪いと聞いて、通話品質が心配な方もいるかもしれません。
ソフトバンクと同じ回線を利用していることもあり、全く問題ない品質で通話ができます。
ワイモバイルなら格安SIMにしても大手キャリアと通話品質は変わりません。
3年近くワイモバイルを使い続けてきた私の感覚としても、快適そのもので通話が途切れる事もないですし、留守番電話も無料だしと、不満は全くありません。
通信品質について

MVNOと呼ばれる、自社回線を持たない格安SIM事業とは違い、ワイモバイルはソフトバンクという巨大な自社回線が使えるMVO事業です。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドの位置付けで、通信についても、ソフトバンクの自社回線を使って高速通信を楽しむ事が出来ます。(テザリングも可能です。)
4G・5G共に対応していますが、5Gエリアはまだ狭く限定的なので、2021年現在では、5Gの恩恵を受けれる人は主に都市圏の方になるでしょう。
ワイモバイルは通信品質の高さも定評がありますね。
ソフトバンク回線なので安定して早い
通信速度についても、ワイモバイルはソフトバンクが直接運営しているので、ソフトバンクと同じ速度が出ます。
また、一般的な格安SIMのように平日の昼間や夕方等に速度低下することなく、いつでも快適に使えます。
「大手キャリアの高品質な通信をリーズナブルに使える。」そんな所もワイモバイルが最安では無いのに選ばれる理由の一つなのかもしれませんね。
山形でもちゃんと使えますよ
私の住む山形でも常に安定して通信速度を確保しています。
「山形〜庄内」間の月山等、一部の山間部では圏外になる場所もありますが、普段の生活圏内であればなんの問題もありません。
「M・L」プランでは通信制限でも1Mbpsで通信できる
以前からある「(旧)スマホベーシックプラン」も同じですが、
それぞれのデータ通信容量を超えると通信速度は低速化します。
ですが、「S」と「M・L」では、通信制限がかかった時の通信速度に違いが出ます。
通信制限がかかった場合、以下のような通信速度に制限されます。
プラン | 通信制限時の速度 |
---|---|
プランS | 最大「300kbps]に制限。 |
プランM・L | 最大「1Mbps」に制限 |
「300kbps」は、軽いウェブページの閲覧程度なら可能ですが、動画やSNSを頻繁に使う方であればかなりストレスになる通信速度です。
「1Mbps」の通信速度があれば、ブラウジングも出来ますし、SNSを観たり、Youtubeも標準画質(360p)程度なら止まる事なく楽しめます。
毎月の通信料がプラン「S」の3GBに収まるなら問題ありませんが、超えてしまいそうな場合は、「M・L」のプランを検討していただくのがベターです。
ワイモバイル新プランは家族で使ってこそ真価を発揮する
2021年のワイモバイルの新プランでは、「家族割」「おうち割」がキーポイントになります。
改めて料金表です。

色付きの一番大きな字で書いているところが割引(1,188円)適用時の金額です。
シンプルS(税込) | シンプルM(税込) | シンプルL(税込) |
990円 | 2,090円 | 2,970円 |
これからお話する、割引が対象になる人(家族)が多ければ多いほど、家計全体としてのスマホ代がお得になります。
ワイモバイルは割引を上手に使えばとてもお得になリます。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
①家族割で2回線目から毎月1,188円割引!実質「990円」から

家族割引サービスが対称となる「2回線目以降の回線」は全て毎月1,188円の割引になりました。
(旧)プランでの家族割は、500円程度の割引だったので、今回の新プランで家族で使う方にとってはかなりお得な選択肢となりました。
また、家族割は、同居の家族で無い場合も、家族割の対象になります。
離れた家族でも割引の対象になるのは嬉しいですね。

「最大9回線までの割引が適用になります。」
家族割の注意点は、1回線目の主回線(本人)は割引の対象とはならず、2回線目以降の副回線(家族)に割引が適用されるという事です。

私の場合、妻と実家の両親の4人で家族割を使っています。
新プランのおかげで、月のスマホ代は4人合わせて5,000円程度に収まりました♪
家族割の詳細は公式サイトをご覧ください。
②おうち割光セットで毎月1,080円割引

また、「おうち割 光セット」を適用できる方は、月々のスマホ料金が安くできます。
家のインターネットを「ソフトバンク光」や「SoftBank Air」等のようなソフトバンクのサービスにまとめると、全ての契約回線から毎月1,188円の割引を適用させることができるというものです。

家族割の割引対象は2回線目からでしたが、おうち割光セットなら、全ての回線から毎月1,080円ずつ割引されます。
おうち割の適用回線数は「対象固定通信サービス1回線に対して最大10回線まで」

こちらも、以前のおうち割の割引額は500円程度でしたが、新しいプランでは割引率が高くなりましたね。
ただ、通信会社をSoftbankにまとめる事が出来ない方もいると思うので、精神的にも家族割の方が気軽に割引を受ける事が出来るのかなぁ。といった印象です。
参考:ワイモバイル「おうち割」
ワイモバイルのイマイチな点
これまでお話してきた通り、ワイモバイルは家族割りやその他サービスと併用することで、ソフトバンクが運営するストレスのない高速通信をリーズナブルに使う事が出来ますし、その他にも、ソフトバンク・ワイモバイル独自の特典がある事もお話してきました。
ですが、デメリットが無い訳ではありません。
ここからは、私が感じたワイモバイルのデメリットについてお話していきます。
- 一人で使うには割高なスマホプラン
- 任意で低速モードを使えない
- 余ったデータを翌月に繰り越せない
一つずつお話ししていきますが、これらがあまりデメリットに感じない方はワイモバイルを契約しても後悔しないのでは無いかと思います。
一人で使うには割高なスマホプラン
繰り返しになりますが、ワイモバイルの新プランは、家族割り等を使う事で、値段と内容のバランスが取れてきます。
ワイモバイルは、単身での契約では割高になります。
例えば、割引を使わずに、一番安い「1,980円」のプランを契約した場合、ひと月に使える高速通信は3GBまでとなり割高感は拭えません。
それだったら、楽天モバイルや、ahamo等で20GBまでストレスなく使った方が幸せになれる気がします。
楽天モバイルなら、楽天LINKというアプリ経由で、通話も無料になりますしね。
家族割りがあるキャリアは複数契約がお得ですし、家族割りが無いキャリアはそのかわり単身での料金が安い(料金とギガ数のバランスが良い)と言えます。
任意で低速モードを選べない

UQモバイルや楽天モバイルでは、通信速度が最大1Mbpsに制限される低速モードを使用者の任意で切り替える事が出来ます。
1Mbps程度であれば、スマホの画面でYouTubeを標準画質(360p)程度で再生するくらいなら問題無いので、普段は低速モードにしておいて、ビデオ通話や高画質の動画再生、パソコン等をテザリングする時には、契約しているギガ数を消費する高速モードに切り替えれたい所です。
私は、実際、サブとして使っている楽天モバイル(RAKUTEN-UNLIMIT)でこのような使い方をしています。
一方、ワイモバイルでは、契約している通信容量(スマホプランSを除く)を超えた場合、通信速度を低速(1Mbps)に制限しますが、使用者が任意で低速にすることが出来ません。
余ったデータを翌月に繰り越せない。

ワイモバイルは全てのプランでデータの繰り越しができません。
ですので、自分が一カ月にどれくらいの通信料が必要なのかを把握した上で契約する事が大事です。
とはいえ、もし契約した通信料で足りないという場合は、「My Ymobile(マイワイモバイル)」という管理画面から、簡単に契約内容を変更出来るので、とりあえず安いプランから初めても良いし、真ん中のプランから初めても良いと思います。
その他の良い点
その他にも、ワイモバイルには、ここでは紹介しきれないほどお得な特典があります。
細かい特典は公式サイトで確認いただきたいのですが、その中でも使いやすくお得で便利な特典をピックアップして紹介します。
YAHOO!ショッピングやLOHACO、PayPayモールでの買い物がお得になる。
ソフトバンク・ワイモバイルをお使いの方は、「自動的に」「無料で」Yahoo!プレミアム会員となります。
通常であれば月額508円かかるYahoo!プレミアム会員費が無料になります。
paypayモール・Yahooショッピング・LOHACOでの買い物がお得になります。
Yahoo!プレミアム会員になると、Yahoo!ショッピングやPayPayモール、LOHACOでの買い物で3%相当がポイントで戻ってきます。
還元されるポイントの内訳は、「Tポイント1%」+「PayPayボーナスライト2%」です。
ペイペイやヤフーショッピングを多く使う方にとっては、ありがたいですし、スマホ以外でもお得になるのは嬉しいですね。
Yahoo!プレミアム読み放題
Yahoo!プレミアム会員なら、無料で雑誌や漫画が読み放題になります。
私自身、雑誌を読む事が少なくなってきたので「欲しい本」というより、「買うほどまでじゃないけど、読んでみたい」みたいな本の方が多いです。
月刊誌や漫画等、普段見かける本を無料で読むことが出来ます。
そんな時にもピッタリで、私自身、立ち読み感覚で気になる本を読んでいます。
Amazonのkindleと併せて、電子書籍として活用しています。
\プレミアム会員なら追加料金不要/
オンラインでも申込が簡単
ワイモバイルは、製品・SIMのそれぞれ、オンラインストアで購入することが出来ます。
オンラインストアを利用すると、実店舗ではかかってしまう事務手数料3,000円が無料になります。
また、オンラインストア経由であれば、PayPayボーナスポイントがもらえたりするのでオンラインならではの特典もあります。
スマホのプランをオンラインで申し込もう思うと、
オンラインで乗り換えなんてやったことないしなぁ。。。
なんだか難しそう。。。
と思うかもしれませんが、最近では公式サイトで「申込方法」や「乗り換え方法(設定等)」を分かりやすく解説してくれていページや説明動画等もあるので、思いの外簡単で、以前より乗り換えのハードルが低く感じるはずです。
また、自宅に居ながら24時間、自分の好きなタイミングで申し込むことが出来ますし、店舗での待ち時間もありません。
オンラインストアの使い方はこちらのページをご覧いただければ、ほぼ問題無いと思います。
\初めてでも簡単/
よく分からない場合も、ワイモバイルなら実店舗があるので、安心ですね。
その他にも、ワイモバイルならではの特典がたくさんあるので、詳しくは公式サイトで確認してみてください。
まとめ:家族で使うならワイモバイル

ワイモバイルは大手キャリアであるSoftbankのサブブランドで、通話や通信品質を確保しながら、価格を抑えた使いやすいキャリアです。
- 家族でワイモバイルを使う人
- 通信速度の速い格安SIMを探している人
- 家のインターネットでSoftbankサービスを使っている人
- yahooのサービスを多く使う人
- yahooプレミアム会員に魅力を感じる人
- 実店舗のある方が安心な人
こんな方にはワイモバイルがおすすめ出来ます。
他社では月額1,000円以下の、その名の通り「格安」のプランもあります。
そういった「格安」なキャリアと比べると、ワイモバイルの基本料金は月額「1,980円~」と少し高く感じるかもしれませんが、
ワイモバイルは「品質を落として、安くする」では無く、「割引で利用者を増やして、安くする」ので、値段は安くなっても、通話や通信の質が下がる事が無いというのもポイントの一つです。
また、その他サービスとの連携や特典などを加味して考えると、決して高くはありません。
家族で契約できる人は、とてもお得です。
最近のスマホプラン選びは、どうしてもプランの「基本料金」と「ギガ数」ばかりに目が行ってしまいがちですが、もう少し大きな目線で「家計でのスマホ代」としてキャリアを選んだ方がお得になる人もいると思っています。
ワイモバイルで、確実にデータ利用量が月間3GB未満で家族割引ありのシンプルSの場合、「月額900円」とスマホ代を安くできます。
このように、割引を上手く使えば、キャリア乗り換え・プラン変更で通信料金が大幅に下がる人も多いでしょう。
自分に合ったプランを選んでいきたいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。

