私はコーヒーに興味を持ち、「自分でコーヒーを淹れてみよう!」
と思った早い段階で、電動ミルを購入しました。
自分で珈琲を淹れたい初心者さんにこそ、電動のコーヒーミルをおすすめする3つの理由
についてお話ししていきます。
その当時は、コーヒーに興味を持ち始めた初心者が、自分で飲むコーヒーを淹れるために電動ミルを使うなんて、費用も掛かるし、大げさかなぁ。と思っていました。
でも、5年以上使った今では、ホントに電動ミルを買って良かったと思っています。
なぜ、初心者の方にこそ電動ミルをオススメするかについて個人的に思っていることをお話ししますね。
それではいってみましょう。
ちなみに、手挽きのミルを否定する気も無いですし、ダメだと言うわけでは無いので、あしからず...。
これから始めたい人に電動ミルをおすすめする理由
結論を先にお話しすると、電動ミルをおすすめする理由は、この3つです。
- 豆から挽いてコーヒーを飲むハードルが低くなる
- 挽き具合を変えるハードルが低くなる
- テンションが上がる
それでは、一つずつ解説していきます。
その1:豆から挽いてコーヒーを飲むハードルが低くなる
私が電動ミルをすすめる一番の理由は、せっかくコーヒーを好きになったのに、豆を挽くのが面倒になってコーヒーを飲む頻度が減ってしまってはもったいないと思うからです。
ここからは、もう少し掘り下げて私の考えをお話していきますね♪
コーヒーを美味しく淹れるには?
コーヒーに興味をもって、自宅で美味しいコーヒーを淹れたい!と思って、あれこれ雑誌を見たり、インターネットで調べると、まずこういった言葉を目にするはずです。
聞いたこと、目にしたこと、ありませんか?
コーヒー豆は、空気に触れることによって酸化反応が起きます。
酸化したコーヒー豆で淹れたコーヒーは、嫌な酸味・渋み・えぐみ等が出てきます。
コーヒーの世界では、
「酸化 = 劣化」
であることがほとんど。
挽いた豆は、豆のままの状態よりも豆の断面が多くなる事で、空気と触れる面積が多くなり、酸化が早まります。
また、コーヒー豆は、挽いた時に最も香りが発生するので、挽いたまま保存していると、香りや風味もどんどん抜けていってしまうわけですね。
やっぱりミルが欲しくなる
ただ、これからコーヒーを淹れて飲もうと思っている人は、コーヒーミルを持っていない事の方が多いでしょうから、最初はコーヒー屋さんで豆を買うタイミングで、挽いてもらう事になるでしょう。
でも、あなたはもうすでに知っている訳ですね、雑誌やネットの情報で。
コーヒー豆の保存は豆のままが適している事を...。
そんなこんなで、コーヒーが好きで普段のコーヒーをもっともっと美味しく飲みたいと思っている人は、遅かれ早かれ、ミルを購入して家で豆を挽いて飲むようになるはずです。
で、手挽きのミルを買う
そんな状況になった方は、「手挽きのミル」を購入する人が多いのではないでしょうか?
手挽きのコーヒーミルは価格も手頃で商品の種類も多く、いろんな所で売っているので、初めてのミルとして購入する方も多いミルだと思います。
ただ、手挽きのコーヒーミルを購入した人には、以下のような状況に陥る人も...。
手挽きのミルで毎回「ガリガリ」するのは面倒臭い。
せっかく抽出器具も手挽きミルも買ったけど、しばらく使ってないな...。
こういった方は非常に多いです。
豆を挽いて、自分でコーヒー淹れるという行為は、最初は新鮮で楽しいと思いますが、だんだん面倒に感じる方がいるのも事実です。
今までやっていない行為を、普段の生活になじませていく。というのは、意外と難しい事だったりします。
電動ミルを使えば、豆を挽くハードルが下がる。
電動ミルを使うことによって、コーヒーを挽いて飲む事が苦にならないような仕組みを作る事が、初心者にこそ大事だと思います。
電動ミルを使えば、スイッチONで豆を挽いてくれますからね♪
こういった事から、電動ミルをおすすめしています。
その2:挽き具合を変えるハードルが低くなる
自分でコーヒーを淹れるようになると、コーヒー豆の挽き具合(粒度:りゅうど)による味の違いにも興味が沸くと思います。
毎回、同じように挽く事が出来る電動のミルであれば、心にも余裕があり、「挽く事」に意識を向けなくても良いので、「どれくらいの挽き具合にするか?」という事に意識を向けられます。
粒度による味の違いを試してやすい
雑誌やインターネットの情報を見ても、
粗く挽けば、薄く、スッキリな味になる。
とか
細かく挽けば、濃く、苦みやコクがでやすくなる。
とか書いていますよね。
電動のミルであれば、さまざまな粒度を試すのも簡単です。
実験のつもりでドンドン試してみましょう!
抽出器具による違いも試しやすい
基本的には、どんな抽出器具を使うかによってコーヒー豆の挽き方を変えるのが一般的ですよね。
フレンチプレスは、中挽き~粗挽きで、
ペーパードリップは中挽きで、
エスプレッソは極細挽きで、
(専用のミルが必要な場合があります。)
等々
それが全てでは無いですが、豆を挽く機会が増えて、挽き具合の調整も簡単なら、自然と挽き豆の見た目や、抽出器具にあった粒度等、発見があるはずです。
そういった事もなんとなくイメージ出来て、どんどんコーヒーが楽しくなりますよ、きっと。
「豆を挽くハードルが下がる」ことに加えて、「挽き具合を変えるというハードルも低くなる」事で、様々な淹れ方や器具を試したくなるかもしれませんね。
とにかくいろんな挽き具合を試しやすい
感覚的な挽き具合では無く、ミル本体のダイヤル等で、簡単に挽き具合を変えれる電動ミルを使って、実際に挽き比べて飲んでみる事で、知識だけではなく、実体験として学ぶ事は多いと思います。
簡単に挽き具合を変えられるタイプの電動ミルがおすすめです。
いろんな挽き方を試す事で、
雑誌には、ペーパードリップは中挽きって書いてあったけど、粗挽きの方が自分に合ってる。という事もあるでしょう。
情報に捕らわれず、なんでも試してみて、自分の好きな味を発見するのは、何より、楽しいと思います。
自分の中でコーヒーの可能性が広がるのはとっても楽しい事です。
あなたが美味しいと思ったのが、きっとあなたの正解です。
私の大好きな蕪木さんの本です。
⇩
その3:テンションが上がる
3つめはコレですね。
電動のコーヒーミルはとにかくテンションが上がります♪
- コーヒー豆をミルに「ザッ! 」っと入れて、
- スイッチONで、「ガーーーーーッ!」と豆を挽いて、
部屋中がコーヒーの良い香りで包まれる。
まるで、カフェの店主にでもなったかのような気分になります♪
いや、もはや店主、いや、マスターです!(笑)
- コーヒーが楽しい
- コーヒーを淹れるのが楽しい。
というのはとても大事な事です。
置き型の電動ミルがおすすめです
特に、カリタのナイスカットミルやフジローヤルのみるっこのような、置き型のタイプでホッパーから豆を投入するタイプが使っていて気分が良いのでおすすめです。
最近では、カリタのナイスカットミルに非常に似ているボンマックのBM-250Nという比較的安価な電動ミルも気になっています。
(散財の予感...。)
参考記事
▶️コスパ良し!BONMAC(ボンマック)の電動コーヒーミル(BM-250N)をレビュー
まとめ:ハードルを下げてたくさんコーヒーを淹れよう
今回は、これから自分でコーヒーを淹れたい人にこそ、電動ミルをおすすめしたい理由についてお話してきました。
もちろん、ミルには手動や電動などたくさん種類がありますので、どんなミルを購入するかは人それぞれです。
自分の手で、豆を挽きたい!という絶対的なこだわりがあれば別ですが、そういったこだわりが特に無い方であれば、少し金銭的な負担はあるかもしれませんが、電動ミルを早い段階で導入するのはとても良い投資になると思います。
とにかく、気分が上がる道具を使うというのはとても重要で、
ただ、コーヒー豆が挽ければ良いという事では無く、どうせなら愛着が沸くような道具を使う事で、長く楽しめると思います。
趣味ならなおさらですね。
お気に入りの道具たちで、自分にとって最高の一杯を淹れたいものです。
これから始める人こそ、「コーヒーを淹れる」ハードルをガンガン下げましょう。
そして、楽しいコーヒーライフを過ごしましょうね♪
最後までご覧いただきありがとうございました。
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