私は普段、自宅でコーヒーを淹れる時はカリタのナイスカットミルやボンマックのBM-250Nを使っています。
さらに、人から「ミルが欲しいんだけどー」と言われたら「出来れば電動のミルを」と勧めています。
もちろん、手挽きのミルも電動ミルもどちらも良い物だと思っています。
そんな電動ミルを普段使っている私でも、キャンプやアウトドアでコーヒーを淹れて飲む時には手挽きのコーヒーミルも欲しくなります。
ミルが何個も欲しくなる私は病気なのかしら?(笑)
今回は、ポーレックスのコーヒーミルⅡミニについて紹介していきたいと思います。
以前、【ソトコーヒーのすすめ】という記事にも書いた通り、キャンプやピクニック用のコーヒーミルとしておすすめしている手挽きのミルです。
この記事では、そんなポーレックスのコーヒーミルの紹介と、使い方やお手入れ方法等についてもお話していければと思います。参考になればうれしいです。
自宅でもアウトドアでも使えるオススメのミルです。
それではいってみましょう!
【ポーレックス コーヒーミルⅡミニ】をレビュー
シンプルでコンパクトなデザイン
ステンレスのボディは質感が高く、すっきりとした無駄の無いシンプルなデザインで空間の邪魔をしません。
また、今回紹介している、【ポーレックス コーヒーミルⅡ ミニ】は名前の通り、2種類あるポーレックスのミルの中でも小さいサイズのモデルです。
この【コーヒーミルⅡ ミニ】にはハンドル収納のゴムベルトが付いています。
ハンドルを収納する事で、更に携帯性に優れたコンパクトサイズになり、どこにでも持って行けます。
少し大きいサイズの【コーヒーミルⅡ】は、一度に挽ける容量は多くなりますが、ハンドル収納のゴムベルトは付いていません。
ポーレックス用のハンドルホルダーも販売されていますので、そちらをどうぞ。
一回当たりの最大量は約20g
商品の説明書きには、一回当たりの最大量は約20gとの記載がありましたので、実際にコーヒー豆を入れて容量を確認してみました。
最大量入れてみた。
本体の容量いっぱいまで入れてみました。
コーヒー豆によって変わりますが、やっぱり、一回当たりの最大量は20g前後ですね。
ちなみに15g程度ならこのラインくらい
私が普段ペーパードリップなどで一杯分を淹れる時に近い15g程度の量であれば、内部の段差(茶色のプラスチックとステンレスのボディの境目)のライン当たりで大体15gでした。
使い方 / 粒度調節
ポーレックスのコーヒーミルはコンパクトでシンプルな手挽きのミルですが、調整ネジを回すことで「細挽き~粗挽き」まで幅広く挽き具合を調整出来ます。
- 締める(時計回り)と、細かくなり、
- 緩める(反時計回り)と、粗くなります。
調整ネジは「カチッ、カチッ」と節度感(手応え)があります。
取扱説明書では、この節度感を「クリック数」と説明しています。
【一番締めた状態から何クリック戻すか】で粒度を設定していきます。
実際に挽き具合を比べてみました。
細挽き~粗挽きまで、それぞれの中間である【② ⑥ ⑩ ⑭ ⑰】で挽いてみます。
コーヒー豆は比較的深煎りなエチオピア(ピーベリー)を使っています。
細挽き (クリック数 ②)
一番細かく挽くとパウダーに近い状態まで挽けます。
中細挽き (クリック数 ⑥)
中挽き (クリック数 ⑩)
中粗挽き (クリック数 ⑭)
粗挽き (クリック数 ⑰)
けっこう粗くも挽けますね。
いかがでしょうか?
粒度の幅も広いので、ドリップからプレス系まで、けっこう色んな抽出器具に使えると思います。
ここまで挽ければ、とりあえず的なミルじゃないですね。
手で挽くのが嫌じゃなければ、自宅や外で使う事を考えても十分な性能だと思います。
ただのコンパクトなアウトドア用のミルだと思っていた方、考えを改めた方が良いかもしれません。
水洗い可能で衛生的
私がこのミルを選んだ一番の理由がコレです。
中までしっかり洗う事が出来て、キレイな状態を保つ事が出来ること。
本体はステンレス製、刃はセラミック製で出来ており、錆びないのですべてのパーツの水洗いが出来て衛生的です。
ちなみに刃がセラミックな事で、嫌な金属臭が無く、挽き豆への臭いの影響もありません。
洗うときは歯ブラシを使うと便利です。
全部洗えるって良いですね~。とにかく衛生的。
長く使うにはこういったメンテナンス性が高いのもポイントの一つです。
また、ポーレックスのミルはコンパクトなので、普段使いだけでなく、私のようにキャンプや登山等のアウトドアでも使いたいと思っている方が多いミルだと思います。
そういった方こそ、清潔な状態を保てるのはとても安心です。
ちなみに、新旧の違い
このミルは、「コーヒーミルⅡ」というネーミングの通り、リニューアルしたミルです。
以前のモデル、「ポーレックス コーヒーミル 」と比べて性能も上がっているようです。
● 同じハンドル回転数で、約1.3倍コーヒー豆を多く挽きます。
※焙煎度や粒度にかかわらず、効率よく挽く刃を開発しました。
● 1目盛平均37ミクロン単位(※)で調節できます。
※リニューアル前は1目盛平均80ミクロン単位
● 調節ネジ1回転あたり16クリック(※)です。
※リニューアル前は調節ネジ1回転あたり8クリック
個人的にはハンドル部分の変化が大きいです。
ハンドルと本体の接続部の形状が変わりました。
以前のモデルは、六角形で安定感がイマイチでしたが、キー溝のような形状になったことで、回している最中に外れそうになる事も無くなり安心感が向上しました。
ポーレックスのミルはこんな人におすすめ
- コンパクトで置き場所に困らないミルを探している人
- 一杯一杯、、豆を挽いて丁寧にコーヒーを淹れたい人
- 洗える衛生的なミルを求めている人
- キャンプ等のアウトドア用のミルを探している人
ポーレックスのミルはシンプル&コンパクトでいながら、性能も申し分ありません。
自宅用としてもアウトドア用としてもおすすめできますし、すべての部品をバラして洗えることで、ずっと清潔な状態をキープする事ができ、手動のミルを探しているほとんどの需要を満たせると思います。
おすすめ出来ない人
- 一度に挽く豆の量が多い人
- そもそも、手で豆を挽くのが嫌な人
ポーレックスのコーヒーミルは、大きいサイズのモデルでも一度に挽ける豆の量は、最大30gまでですので、4人分とか一度に大量の豆を挽く機会が多い方は、電動ミルをおすすめします。
また、そもそもポーレックスのコーヒーミルは手動のミルですので、手挽きが面倒臭くて嫌と感じる方にはオススメしません。
おすすめしない理由を無理やり考えないと出てこない、このポーレックスのミルはほとんどの方におすすめです。
まとめ: 家(うち)でも外でも万能なミル
今回は、ポーレックスのコーヒーミルの紹介をしてみました。
シンプルでいながら性能も良く、使い勝手も良いので、自宅でも外出先でも重宝するミルだと思います。
私は、外に持ち出すミルとして、ポーレックスを使っています。
天気が良い日に外に出て、挽きたての美味しいコーヒーを飲むというのは、とても贅沢な時間を過ごせますし、気分がリフレッシュします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ポーレックス コーヒーミルⅡ ミニ
ポーレックス コーヒーミルⅡ
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