スタッドレスタイヤの寿命はどれくらい?10年使える?見分け方や交換の目安を解説。

当ページのリンクには広告が含まれています。

スタッドレスタイヤの交換時期ってどれくらいなのかな?

こんな疑問にお答えします。

日本の冬は降雪だけでなく、路面凍結もする為、スタッドレスタイヤの装着が欠かせません。

そんなスタッドレスタイヤですが、「寿命」について意識されたことはありますか?

寿命を過ぎたスタッドレスタイヤは、スタックして動けなくなるばかりでは無く、スリップして周囲を巻き込む事故を起こす危険性も高まります。

この記事では「スタッドレスタイヤの寿命や交換時期の見分け方」について解説していきます。

この記事の内容
  • スタッドレスタイヤの寿命って10年?
  • スタッドレスタイヤの寿命を見極める2つのポイント
  • スタッドレスタイヤの保管方法
  • 新しいスタッドレスタイヤを自分で用意する方法

正しい知識を得て、愛車のスタッドレスタイヤを確認することで、安全に冬のドライブを迎えることができます。

是非、冬前に確認してみましょう。

タイヤ販売&取付予約サイト【TIREHOOD】

目次

スタッドレスタイヤの寿命って10年?

結論ですが

スタッドレスタイヤを10年使うのは止めておいた方が良いです。

スタッドレスタイヤって10年は使える?

という人がたまにいますが、タイヤの溝が残っていたとしても、あまりに古いタイヤを使うのはやめておいた方が良いです。

ここからは、スタッドレスタイヤの寿命を見極めるポイントについて解説していきます。

寿命を見極める2つのポイント

スタッドレスタイヤの寿命を見極める2つのポイントは以下のとおりです。

スタッドレスタイヤの寿命を見極める2つのポイント
  1. タイヤの溝の深さ
  2. タイヤの使用年数

重要なのは、「タイヤの溝」と「使用年数」から総合的に判断することです。

①タイヤの溝の深さ

まず一つ目の「溝の深さ」です。

雪の上を走行する際、タイヤの溝が無いと路面を掴むことが出来ずにタイヤが空回りしてしまいますよね。

ただ、雪道での走行において、溝の深さが重要なのはそれだけではないんです。

それは、凍結路で滑る主な原因は、「氷の上だから滑る」というよりは「タイヤと路面の間に水の膜が張ってグリップを失ってしまう」事にあります。

昔、ヨコハマタイヤのCMで織田裕二さんが

「乾いた氷は滑らない」

と言っていましたが、冷凍庫から出したばかりの氷が手にくっ付いたり滑らないのと同じです。

しばらくすると氷が解けてツルツルと滑ります。

タイヤと路面の氷の間でも同じような事が起こっています。

-25℃のような極端に寒い日は意外と滑りにくかったりする原因も、タイヤと路面の間の水膜にあります。

スタッドレスタイヤは、接地面の細かい溝の中に路面の水分を吸い上げる、また排水することで、タイヤが氷に密着し、その性能を発揮します。

その為、スタッドレスタイヤの性能を発揮するには、十分な溝の深さが必要です

プラットフォームを確認しましょう

スタッドレスタイヤの溝の深さの目安として【プラットフォーム】という目印が存在します。

プラットフォームはタイヤ側面に矢印がある先の接地面の溝にあります。

プラットフォームが出てきたら、溝の深さが新品時の約50%になったという目安です。

タイヤによって新品時の溝の深さはすこし違いますが、新品で10mmのタイヤなら、5mmまで減ったということになります。

スタッドレスタイヤは夏タイヤよりも柔らかく作られていますので、冬期間でも乾燥路面を多く走る場合は減りが早くなります。

このプラットフォームが顔を出し始めたら、そろそろスタッドレスとしては十分に性能を発揮出来なくなるサインです。
プラットフォームが顔を出し始めたら、交換を検討しましょう。

参考】

タイヤの溝としては、夏・冬タイヤ共に、1.6mm以上あれば車検に合格します。

スリップサインという目印が1.6mmのサインです。

1.6mm以下になったタイヤは使い物になりません。

②タイヤの使用年数

もう一つの目安が、タイヤの「使用年数」です。

一般的にスタッドレスタイヤの寿命は、製造から3~4年と言われています。

これは、年間の走行距離によっても変わりますが、日常的に車を使う方で3~4年が推奨といったイメージです。

タイヤはゴムで出来ているので、時間が経つとドンドン固くなっていきます。

年間の走行距離が少なく、タイヤの溝が多く残っているような人でも、7年程度で交換することをおすすめします。

スタッドレスタイヤの性能を維持する上で、タイヤのゴムの柔らかさはとても重要で、路面に密着する柔軟性が保たれなければスリップしやすくなってしまいます。

溝が残っていても古くなったタイヤは硬く、グリップ性能が低下しています。

スタッドレスタイヤは夏タイヤに比べて、シビアに考えた方が良いです。

タイヤの製造年月の確認方法

タイヤの側面(サイドウォール)には製造年月の表記がありますので、こちらを見ると確認することが出来ます。

製造年月の確認

アルファベットの後の4桁の数字を確認します。

前の2ケタ  = 製造週
後ろの2ケタ = 製造年

ですので、このタイヤの場合、

JCN3016 = 201630週目

ということになります。

このようにタイヤの製造年月を確認して、製造から年数が経っているタイヤであれば、溝が残っていてもスタッドレスタイヤとしての性能を100%発揮出来ないおそれがありますので、そろそろ交換を検討する時期かもしれません。

スタッドレスタイヤの交換時期は気付きにくい

スタッドレスタイヤは基本的に冬期間のみ車に装着しています。

いざ使おうと思ったタイミングで交換が必要な事に気づくことが多いです。

冬前に一度タイヤの状態を確認しておくと良いでしょう。

 

スタッドレスタイヤの保管方法

タイヤの主材料はゴムを使用していますので、車に装着せずに保管しているだけでも年数が経つにつれて劣化していきます。

ましてや、スタッドレスタイヤは数カ月しか使わないので、1年の中では保管している期間の方が長いです。

この保管方法によってもタイヤ劣化の進行具合は変わります。

以下のようなことに気を付けて保管しましょう。

紫外線・高温を避ける

紫外線(太陽光)を浴びるとゴムが化学反応を起こして表面にヒビ割れなどが発生する原因となります。

また、高温の場所での保管はゴムが乾燥し、弾力性を失いやすくなり、さらにタイヤの劣化を早める原因となるため、屋外などでの保管はタイヤにとって過酷な状況です。

屋内での保管が望ましいですが、どうしても難しい場合は、タイヤカバー等を使って直射日光を避けるのも一つの方法かもしれません。

水分・油分を避ける

保管時は、水分・油分を避けましょう。

タイヤはゴムで出来おり、水分にさらされている状況でも劣化しやすいです。

さらに、ゴムと油も吸収して変質の原因になります。

実は一部のタイヤワックス(石油系)もあまり良くありません。

冬シーズンが終わったら、スタッドレスタイヤを水洗いして乾燥させる程度で大丈夫です。

 

空気圧は低めに

保管中は空気圧を規定圧力よりも低くして(抜いて)おくとタイヤにかかる圧力が低くなり、タイヤにとっては優しい保管方法です。

そして、次の冬シーズンでスタッドレスタイヤを使う前には必ず空気圧を調整しましょう。

また、最近では車屋さんでもタイヤの保管サービスを行っている整備工場もありますので、そういったサービスも検討するのも一つの方法ですね。

 

新しい冬タイヤを自分で用意する方法

スタッドレスタイヤは値段が高いので自分で用意したいと思う方もいると思います。

ネット等でタイヤを購入すれば、車屋さんで購入するよりかなりお得になる場合もありますね。

その場合は、購入するスタッドレスタイヤのサイズを必ず確認してください。

タイヤサイズの確認

タイヤの側面(サイドウォール)にタイヤサイズの記載があります。

175/65R15
  • 175 = 接地面の幅が175mm
  • 65  = 扁平率 (数値が少ないほど厚みが薄いタイヤになります)
  • R15  = 15インチ

夏タイヤは純正サイズでも、冬タイヤはインチダウン等をしている(サイズが純正と違う)方も多いので、必ずタイヤの表記をみて確認しましょう。

どこで購入するか

たくさんのネットショップの中から購入する際、どこで購入したら良いのか迷う方もいるかもしれません。

整備工場やカー用品店も良いですが、近年ではインターネットを利用してタイヤを安く簡単に購入することが出来ます。

以下、おすすめのネットサービスです。

大手通販サイト

なんと言っても外せないのが、楽天市場、Amazon、yahooショッピングといった大手通販サイトです。

タイヤは安くさらに豊富に揃っていますし、ポイントが付けばさらにお得にタイヤを購入することが出来ます。

持ち込みOKな整備工場などを探す必要がありますが、まずは一度調べてみる価値はあります。

 

オートウェイ



なるべく安くスタッドレスタイヤを購入したいと思っている方も多いと思います。

輸入タイヤを多く扱うオートウェイなら、海外のタイヤなら国産タイヤの半額で購入することが出来る事もあるので、一度検討してみるのも良いかもしれません。

冬タイヤは国産がおすすめですが、

そんなに雪も降らないし、凍結も少ないから、とにかく安く冬タイヤを購入したい!

と思っている方は、海外のタイヤを検討するのも一つの方法かもしれません。

ご希望の予算でタイヤが見つかるかもしれません。

\ 安いタイヤを探すなら /

関連記事
AUTOWAY(オートウェイ)のタイヤは大丈夫?海外タイヤを買う時に気を付けるべき事。



TIREHOOD(タイヤフッド)


TIREHOOD公式HPより

タイヤをネット通販で購入するときは、 タイヤを購入した後、取付作業をする店舗に予約するのが一般的です。

電話で日時を確認したりするのは面倒だったりしますよね。

ですが、TIREHOODなら、購入手続きと同時に 取付作業をする店舗予約もオンライン上で行えます。

「ネット通販ならではの価格」「ご自宅近くでの取付作業」と いうネットとリアルの良いとこ取りのサービスです。

タイヤフッドの良い所は、ネットでタイヤを購入したら、あとは指定の整備工場や提携のスタンドに車を持ち込むだけでタイヤ交換が出来ること。

タイヤを直接、整備を依頼する工場に手配することが出来るので、面倒が少ないのがポイントです。

ネットで購入・近所で交換

 

まとめ

安全な雪道でのドライブには、スタッドレスタイヤの「溝の深さ」と「使用年数」がとても重要です。保管方法などにも気を使って上手にスタッドレスタイヤと付き合っていきたいですね。

もし新しいタイヤを購入する場合は、ネットでの購入も検討して見ましょう。

昔より便利なネットサービスも増えいますし、安くスタッドレスタイヤを購入することが出来る場合が多いです。

予算に合わせて検討していただくのが良いと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

仕事が終わったら速攻帰宅してライフワークを楽しむ人。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次