初心者でも使いやすいコーヒードリッパーのおすすめはコレ!【違いや特徴を紹介】

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悩んでる人

ペーパードリップしてみたいけど、どんなドリッパーが良いんだろう?

これからハンドドリップでコーヒーを淹れたいと思っている方の中には、どんなドリッパーを選んだら良いか悩んでいる方も少なくないと思います。

この記事の内容
  • 自分に合ったドリッパーの選び方
  • おすすめのコーヒードリッパー

ペーパードリップと言っても、メーカーも形状も、その種類は様々でどれを選んだら良いか分かりませんよね?

今回は、ドリッパーの選び方について解説していきたいと思います。

目次

自分に合ったドリッパーの選び方

早速、私の結論ですが、

基本的にはどれを選んでもOK!

これだと結論としては雑すぎるので、もう少し私の考えをお話していきますね。(笑)

ドリッパー選びは人(好み)による。


そもそも、私は、コーヒー豆が新鮮で美味しければ、どんなドリッパーを使っても、美味しいコーヒーを淹れる事が出来ると思っています。

コーヒーの味を決める要素の大部分「どんなコーヒー豆を使うか。」だと思っているからです。

ただ、抽出器具や抽出方法が何でも良いか?というとそういう訳ではありません。

美味しいコーヒー豆を使えば、美味しいというストライクゾーン(大枠)には入るので、あとは、その美味しいストライクゾーンの中でも、より自分の好みに近づけるために抽出器具や抽出方法を選ぶようなイメージです。

もちろん、抽出器具の見た目も好みの物が良いです。

つまり、どんなコーヒーが好みか?どんな道具でコーヒーを淹れたいか?等で変わります。

ドリッパー選びは人(好み)による。

という事。

答えになっていないかもしれませんが、答えが無いのが私の答えなんですねぇ。

しいて言うなら、好きなコーヒー屋さんと同じ物

とは言っても、「何か参考にしてドリッパーを選びたい!」という方はもいるかもしれません。

もし、もうすでに好きなコーヒー屋さんがある。なら、そのコーヒー屋さんが使っているドリッパーと同じ物を使うというのがおすすめです。

好きなコーヒー屋さんと同じドリッパーを使えば、気分も上がります。

さらに、味に関しても、好きなコーヒー屋さんがある。という事は、ある程度好きなコーヒーの味がある。という事かと思いますので、普段好んでいるコーヒー屋さんと同じ道具を使う事で好きなコーヒーの味に近づきやすいです。

そこを軸にしながら、いろんなコーヒー豆やいろんな抽出器具を試すのが良いと思っています。

まず、自分の基準を一つ作って、そこからドンドン発展させていくイメージです。

このドリッパーだとあっさりした味になるな。

とか

このドリッパーは落ちるのがゆっくりだわ

こんなイメージで、基準が一つある事で、よりドリッパーの違い等が分かりやすくなります。

正解なんて無いのです

コーヒー豆が同じでも

  • どんなコーヒーを淹れたいか?
  • どんな気分でコーヒーを淹れたいか?

のように、求める味や、気分によって使うドリッパーも、淹れ方も変えて良いわけです。

どれが一番良いとかも無いと思ってます。

正解とか無いので、気になるドリッパーはどんどん試してみるのが楽しいです。(笑)

おすすめのコーヒードリッパー

ここからは、コーヒー器具として有名な4つのドリッパーについて、それぞれの違いや特徴を見ていきたいと思います。

有名な4メーカー
  1. melitta(メリタ)  台形
  2. kalita(カリタ)  台形
  3. HARIO(ハリオ)   円錐形
  4. KONO(コーノ)    円錐形

各ドリッパーの特徴や違いって、なんとなく理解しているつもりでも、意外と整理出来てなかったりします。

穴が小さい台形ドリッパー(メリタ・カリタ)

台形ドリッパーといえば、メリタ(melitta)カリタ(kalita)のドリッパーが有名ですね。

穴の数メリタが1つ、カリタが3つと違いはあるものの、どちらも穴のサイズは小さいです。

ドリッパーにお湯を注ぐと、ドリッパーに溜まったお湯をろ過しながらコーヒーが抽出されます。

穴の数によってお湯が落ちるスピードが変わるので、味も変わってくるわけですね。

一般的に台形ドリッパーは、初心者でもクセが無く飲みやすいコーヒーの味わいになると言われています。

メリタ アロマフィルター

メリタは穴が1つなので、お湯の抜けが遅く、注いだお湯がドリッパーに滞留する時間が長くなります。

注ぎ方で抽出時間や味をコントロール出来ない反面、ドリッパーが毎回同じように抽出してくれます。

淹れ方による味のブレが出にくいので、ドリッパー任せで、誰でもいつもと同じ美味しいコーヒーが抽出できるというのが最大の特徴です。

淹れたい分のお湯を注いだら、お湯が落ちきるまで待つ。

そんな淹れ方で大丈夫です。簡単です。

ちなみに、一番小さなサイズには付いていませんが、ドリッパーに目盛りが付いているので、お湯を注ぐ目安があるのも親切な設計です。

お湯を細く注ぐ必要性はとくにありませんので、ドリップポッドとかが無くても、やかんやケトルから直接お湯を注げばOKで、これからペーパードリップを始めたい人にもぴったりだと思います。

また、メリタには「コーヒーフィルター」というドリッパーと「アロマフィルター 」というドリッパーが存在します。

メリタのドリッパーを検討するなら、是非、今回紹介している「アロマフィルター」というドリッパーを選ぶのをオススメします。

「アロマフィルター」は穴の位置が底面より少し高い位置に設計されているので、底に溜まる雑味部分が抽出されにくいという考え抜かれた逸品です。

抽出が進み、穴の高さまで水位が下がると「ピタッ」っと止まります。

最後の雑味成分は落としません。

メリタなら、「アロマフィルター」がオススメです。

カリタ 101-D

カリタは穴が3つで、ある程度お湯がドリッパーに滞留するものの、メリタに比べてお湯の抜けが早く、コーヒーの味は、比較的、軽やかなクセの無い味になる傾向です。

蒸らし、一投目、二投目、とお湯の注ぎ方などによって味を調整しやすいのが特徴です。

とてもメジャーなメーカーですし、低価格でドリッパー、フィルターの販売店も多く、入手しやすいので、入門用として購入する人も多いドリッパーだと思います。

穴が大きい円錐形ドリッパー

ハリオやコーノのような円錐形のドリッパーは、もともとネルドリップのような味をペーパードリップ淹れることをコンセプトとしています。

抽出したコーヒーはドリッパーの穴からではなく、穴から突き出たフィルター部から抽出されます。

どちらも大きい穴が1つ

ハリオもコーノも大きい穴が一つ空いています。

ドリッパーにお湯を溜めて落とすイメージの台形ドリッパーとは違い、お湯が溜まらず流れます。

お湯を落とすスピードをコントロールするようにドリップすることで、味や風味が変わるのが特徴です。

また、円錐の形状から、下にいけばいくほど、コーヒーの粉の層が厚くなるので、ゆっくり注げば、味がしっかり出て力強いコーヒーになります。

淹れ方で味や風味の変化をつけやすい反面、一般的には、台形ドリッパーより経験者向けと言われているのが円錐形ドリッパーです。

HARIO(ハリオ) V60

ハリオのドリッパーは、らせん状のリブがドリッパー上部の縁まで伸びているのが特徴です。

ドリッパーとフィルターの間に空間を作り、密着するのを防いで空気の抜け道を確保する事で、蒸らしの際、コーヒーの粉が膨張するのを邪魔せず、しっかり蒸らして膨らませる事が出来ます。

プクゥー!っと膨らませながら、淹れるイメージですね。

また、リブが高い位置まである為、ドリップ中もスムーズな抽出を実現します。

スタイリッシュな見た目で非常に人気の高いドリッパーで、海外のコーヒーショップやスペシャリティコーヒー等を扱うお店で良く見るドリッパーかもしれません。

香りの良さが人気で、苦みや酸味、甘み等のコーヒー豆の個性が強めに抽出されるので、より、「淹れる人が味を作るドリッパー」という印象です。

KONO(コーノ) 名門ドリッパー

円錐形の元祖であるコーノの名門ドリッパー。

ハリオと同じ円錐形をしていますが、実は方向性が全然違っています。

ハリオは高い位置までリブがあることによって、ドリッパーとフィルターの間に空間を作ってスムーズな抽出をしていました。

ペーパーとフィルターの間に空間があることでスムーズにお湯が落ちて行きます。

コーノのドリッパーは短いリブがドリッパーの下側だけについています。

お湯を注ぐとリブの無い上側はドリッパーにはりついて、ドリッパーとの隙間がなくなることで、フィルター上部から横もれして雑味を含むアクが落ちるのを防いでいます。

コーヒーの粉があるドリッパーの下側(リブ部)にだけ空間を作ることで、アクを下に伝わらせない訳です。

アクは液面に残したまま、リブの部分から雑味の混ざっていないコーヒー液だけを落とすようなイメージです。 (伝わりますか?汗)

ちなみに、コーノ式の淹れ方のセオリーは点滴のようにお湯を垂らすドリップの方法です。

まさに、コーヒー粉の層をお湯が通りながらコーヒーの成分を抽出するネルドリップと同じ理屈

ペーパードリップの中でもよりネルドリップに近い淹れ方が出来るのがコーノのドリッパーなんですね。

クリアでいながらコクがあってとても美味しいコーヒーを淹れる事が出来ますが、淹れる人の力量がそのまま味に出るドリッパーと言えます。

そんなこともあり、コーヒー愛好家にもファンが多いのがこのドリッパーです。

写真で伝わるかもしれませんが、私の使用頻度が一番多いのが、KONOのドリッパーです。

まとめ:個性はそれぞれあるけれど、さて、どれにする?

気になるドリッパーはありましたか?

このドリッパーは「初心者向け」とか、「マニアック向け」的なお話をしてきましたが、実際に選ぶときは、そんなことは気にせず、気になったドリッパーを選んで試してみてもらいたいと思います。

迷ったら、やっぱり見た目で選ぶのもアリです!

楽しく気分よく使えることも大事ですよ♪

まずは、気になったドリッパーを一つ使ってみましょう。

ちなみに、透明なドリッパーは抽出中のお湯の流れが見えるので、より特徴が分かりやすいです。

是非、コーヒー時間が楽しくなるドリッパーを選びましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

ドリッパー選びの参考になれば嬉しいです。

https://hometown-ymgt.com/postcoffee/
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この記事を書いた人

仕事が終わったら速攻帰宅してライフワークを楽しむ人。

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