珈琲のネットショップってどうやって始めたら良いんだろう?
何を準備したら良いのかな?
趣味やライフワークとしてコーヒーの焙煎をしている方の中には、これからネットショップ等で販売したいと思っている方も多いのではないでしょうか?
でも、何から準備したら良いか迷っていませんか?
この記事では、珈琲豆をネットショップで販売するまでのロードマップについてお話ししていきます。
この記事を書いている私は、会社員の傍ら、週末に焙煎した珈琲豆をネットショップで販売しています。
実際にネットショップを始めてみて思うのが、「とにかく始めてみる」というのが大事だということ。
これから珈琲豆のネット販売を始めたいと思っている方の参考になれば幸いです。
自分で焙煎した珈琲が誰かの元に届いて、その方の生活を豊かにできたらどれだけ嬉しいでしょう?
考えただけでワクワクしませんか?
それではいってみましょう。
コーヒー豆をネットショップで販売するまでの手順
自分で焙煎したコーヒー豆をネットショップで販売するまでの7ステップは以下の通り。
- 美味しいコーヒーを焙煎する
- 店名・コンセプトを決める
- 商品にする
- 保健所に営業の届出をする
- 発送方法を決める
- ネットショップを開設する
- 宣伝する
珈琲豆を美味しく焙煎する
まずは珈琲豆が無いと始まりません。
珈琲豆を美味しく焙煎しましょう。
まだ商品に出来る珈琲豆が無いよぉ。
という方は、まずは焙煎を始めてみましょう。
焙煎の仕方はいろいろな方法があります。
- 鍋で焙煎
- 手編みで焙煎
- 手回しで焙煎
- 小型の焙煎機で焙煎
- その他
どれが一番良いとかは無いので、まずやってみましょう。
まずは自分で生豆を選んで、自分で焙煎してみる。自分で体験してみるのが重要です。
そして、自分が美味しいと思うコーヒーが焙煎出来たら、販売前に、家族や友人等に飲んでもらいましょう。
誰かに飲んでもらう喜びを感じれるはずです。
ちなみに私は、サンプルロースターで焙煎を始めました。
店名・コンセプトを決める
コーヒー豆を販売するとなれば、
- 店名
- コンセプト
を考えておくと良いと思います。
また、お店の「コンセプト」や「想い」も重要だと思っています。
今の時代、プロ・アマ問わず、コーヒー豆を販売している人はたくさんいます。
そして、どれも美味しいです。
そんな中でも、あなたがコーヒーを焙煎して販売する意味があるはずです。
どんなコンセプトで、どんな思いでやっているのか。ということを考えるのはとても重要だと思います。
- どんな珈琲を、どんな人に飲んでもらいたいのか?
- どんな気持ちになって欲しいのか?
- 気軽に飲める珈琲を提供したいのか?
- 特別な珈琲を提供したいのか?
等々
そんなことを考えていたら、おのずと店名が決まる場合もあるかもしれません。
商品にする。
さてここからは商品化です。
人によってかなり変わるところだと思いますが、
- 商品デザイン
- コーヒー袋
この辺は最低でも考えていくことになるでしょう。
商品デザイン
商品のデザインをしましょう。
どんなパッケージで商品を売るのか?
センスが試されるところですね。(笑)
- コーヒーの袋にラベルを貼るのか
- ラベルに直接印字するのか(お金はかかる)
- 手書きするのか
もしロゴやデザインをパッケージに載せたい場合、いろいろと考えなければいけません。
イラストレーターなどを使って自分でデザイン出来る方なら問題ないですが、
そういった知識や技術がない方は、無料で使える「Canva」あたりを使うと簡単にオリジナルデザインの画像を作る事が出来ます。
また、「ココナラ」などのサービスを通じて素敵なロゴやイラストを作ってもらうのも良いですね。
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コーヒーを入れる袋を決めます。
どんな袋に入れたら自分のイメージに近い商品になるでしょうか?
「コーヒーの袋」と言っても、意外とその種類は多く、さまざまなバリエーションがあります。
インターネットで調べるとコーヒー用の袋が見つかります。
その中でも、焙煎豆から発生するガスを逃す構造の袋を選べば、袋詰め後に袋がパンパンに膨れる事がないのでオススメです。
「ニコノス」というサイトならコーヒー用の袋が探しやすいと思います。
袋によってはシーラーも必要です。
また、コーヒーを入れる袋によって次のどんなシーラーが必要かが決まります。
コーヒー袋を封するシーラーは、安いものから高い業務用までピンキリです。
安いシーラーでは厚みのある袋をちゃんとシール出来なかったりするので、商品の袋によって使うシーラーを選ぶ必要があります。
私の使っている「富士インパルスのT-230k」は最強です。
シーラーをご検討している方はこちらの記事を参考にしてみてください。
保健所に営業の届出をする
これが最大のネックです。
コーヒー豆の販売をする場合、保健所に営業の届け出をする必要があります。
令和3年5月31日までは、許可はいらなかったんですが、令和3年6月以降、コーヒー豆の販売も保健所に届け出をして許可を得なければいけなくなってしまいました。
このハードルはどうしても越えなければなりません。
管轄の保健所に問い合わせてみましょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
▶️焙煎したコーヒー豆を個人で販売するのに許可は必要?商品の表示は?
発送方法を決める
ネットショップでコーヒーが売れたら買ってくれた方にあなたの商品を送らなければいけません。
さまざまな発送方法がありますが、送料を抑えたいなら、
このあたりがおすすめです。
ちなみに私はクリックポストを使って「最大400g」までのコーヒー豆を「全国一律185円」で発送しています。
また、ネットで探せばそれぞれのサービスに対応した発送用の封筒や箱も買えるので安心です。
こういったのサイトで探すと便利かな。と思います。
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ネットショップを開設する
ようやくネットショップの開設ですね。汗
ネットショップにはたくさんの種類がありますが、最初は無料で簡単に始められるBASEかSTORESあたりを利用するのがおすすめです。
これらのサービスなら、無料で簡単に自分のネットショップが作れる上に、お金のやり取りなど、面倒な事を考えなくても良いので、初めてでも安心です。
これまでに考えた、
- 店名
- 商品の説明
- 商品の写真
- 発送方法・送料
などをネットショップに記入・設定していきます。
少しずつ自分のショップが出来ていく感覚はとても楽しいです。
実店舗を作るのはとても大変でお金がかかりますが、ネットショップなら無料でスマホで簡単に自分のネットショップを立ち上げることが可能です。
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宣伝する
ネットショップを作ったからと言って、すぐに商品が売れるわけではありません。
たくさんの方に飲んでもらうためには、あなたのコーヒーを世の中に広める宣伝活動が必要です。
まずは身近な家族や友人に自分の商品を渡してみましょう。
コーヒー好きな人なら、何かフィードバックをくれる人もいるかもしれません。
また、TwitterやInstagramのようなSNSでネットショップをアピールするのも良いと思います。
すぐにお客様が増えるのは難しいと思いますが、少しずつあなたのコーヒーのファンを増やしていきましょう。
始めれば問題も出てきます。改善していきましょう。
実際にネットショップを始めてみると、いろんな問題や想定外の事が起きると思います。
私の場合、「平日に注文をいただいた分を週末に焙煎して発送する。」という方法で販売を始めましたが、実際には平日ではなく、土曜日や日曜日に注文いただく事が多かった事です。
これによって、
- 注文分をどこで締めるのか?
- 焙煎・発送のタイミングはどうするか?
こんなことを考えるきっかけになりました。
これは、始めたからこそ気付けたことです。
その他にも、送料の設定を間違ったり、同じ生豆が仕入れられなくなったり、と様々な問題がおきましたが、始めたからこそ、経験できた失敗です。
私自身のネットショップも、そこまで売れているわけではないので、偉そうな事は言えませんが、(笑)
一つずつ、誠実に対応していけば良いネットショップに成長していくと思います。
まとめ
- 美味しいコーヒーを焙煎する
- 店名・コンセプトを決める
- 商品にする
- 保健所に営業の届出をする
- 発送方法を決める
- ネットショップを開設する
- 宣伝する
ネットショップでコーヒー豆を販売するステップについてお話ししてきました。
「珈琲を販売してみたい」と思っても、実際に販売となると何をしたら良いか分からない方は多いです。
でも、今回紹介した7ステップを一つずつクリアしていけば大丈夫です。
営業許可の届け出だけがネックですね。
正直、初めてからの方が考えることや勉強することが出てくると思います。
一つずつステップアップしての素敵なネットショップを運営していきましょう。
あなたの焙煎したコーヒーは、誰かにとって必要なコーヒーになれるはずです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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ちなみに、店舗と並行してネットショップを運営するなら「STORESとSTORESレジの組み合わせ」がおすすめですよ。
詳しくは下記のブログに書いています。
▶️STORESレジがおすすめな5つの理由【iPad対応の無料POSレジアプリ】
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