珈琲を好きになって、これまで、いろんなお店に行き、いろんな珈琲を飲んできました。
そして、いろんな珈琲を飲めば飲むほど、世の中には美味しい珈琲がたくさんあることを知りました。
自分で焙煎したコーヒーで誰かに「美味しい」「おかわり」と言ってもらえたら、もっと嬉しいし、とても充実した楽しい日常になるのではないか?と思い、ユニオンのサンプルロースターという手回し焙煎機を購入し、自分で焙煎にチャレンジすることにしました。
後々、焙煎のレビューもしていきたいと思いますが、この記事では、サンプルロースターについてレビューしていきたいと思います。
ユニオン サンプルロースター
ユニオンのサンプルロースターはその名の通り、珈琲の生豆を少量焙煎し、焙煎具合等を確認するための焙煎機です。
手回しのアナログな焙煎機です。
サンプルロースターを選んだ理由
珈琲の焙煎というと、私は、【kg単位】で焙煎できる、本気使用な業務用の焙煎機(フジローヤルのR103とか)にあこがれます。(写真はPROBAT)
でも、本気使用な焙煎機は何百万もしますし、焙煎機を置く場所を確保する必要があったり、まず、素人には、ムリですね。 (いずれは...、とは思っていますが、)
そこで、
手の届く範囲で必要な分だけ美味しい珈琲を焙煎することを目標に、小型の焙煎機が良いと考えました。
小型の焙煎機でも、200gなどの本当に少量を焙煎するものから、500g程度のものまで手動・電動を含めると、いくつか種類があります。
カルディコーヒーロースター
私は、自分が飲む分の他に、家族の分や知人にあげたりしたいと思っているので、一度に400g前後の豆を焼ける、ユニオン製のサンプルロースター(手回し)を選びました。
ユニオン サンプルロースターの種類
サンプルロースター(400g)手回しタイプの場合
ドラム(本体)に穴が空いていないものと、開いているものの2種類あります。
このへんは使ってみないと分からないところですが、使い比べるのが難しいので、実際に使ってる人の、レビューをネットでみたり、動画で見たりして、判断することになるかと。
私もいろいろ検索して調べましたが、最終的には好みで選ぶしかないのかなぁ?と思っております。
ノーマルタイプ
パンチング穴が空いていないノーマルタイプは、全体がドラムに覆われていて、豆が直接火に当たらないのでコントロールしやすく、焼きムラを抑えやすいらしいです。
ただ、焙煎中はドラムからチャフ(珈琲豆の焼きカス)が落ちることが無く、煎り止めまで生豆と一緒に回り続けます。
出来上がった珈琲豆に、焦げたチャフが燻り臭等の影響を与えるとも言われています。
パンチングメッシュタイプ
パンチング穴有りのモデルは、ドラム表面がメッシュになっているので、熱が直接豆に伝わるのが特徴ですね。
また、焙煎中、パンチング穴からチャフが落ちるので、チャフの焦げの影響は受けにくい。という意見も…。
手回し焙煎機にはチャフ回収用のサイクロンは無いですからね。
なにやら、慣れないうちはパンチングメッシュのタイプの方がノーマルタイプより難しいらしいとか?
素人の私の見解では、
ドラムで覆われているノーマルタイプは、温度変化が比較的ゆっくりになることで、大きな失敗はしづらいのかな?と。
逆に、パンチングメッシュタイプは、ノーマルタイプに比べて、豆の温度が上がりやすく、又、冷めやすいので、難しい反面、使いこなせたら、より細かく自分の好みに近づけやすいのかな?と思います。
焙煎中の火力の調整や排煙の関係もあるので、一概には言えないですね、、、
で、私が購入したのは、パンチング穴無しのノーマルタイプです。
理由は、なるべく、毎回イコールコンディションで焙煎を行うにはシンプルな構造が良いと思ったのと、大坊さんが使っているFUJI ROYALのロースターに穴が開いていないからです。笑
ノーマルタイプは焙煎中チャフが散らからないというメリットもありますが、それは二の次で。
開封してみる
こんな物たちが同梱されています。
- 本体(ドラム)
- スタンド
- 土台
- ロート
- テストスプーン
- 冷却用ざる
- 説明書
本体(ドラム)はステンレスです。
ドラムはステンレス製ですので、丈夫で長持ちします。
ステンレスは錆びないのが良いですね。
ガスコンロで焙煎可能
ご家庭にあるガスコンロでも使用できます。
また、カセットコンロにも対応しています。
場所をとらない
コンパクトな作りになっているので、場所をとりませんし、少し重いですが、持ち運びできるので、気軽にお使いいただけます。
焙煎するとチャフ(薄皮)や煙が発生する為、結構汚れたりします。汚れやにおいが気になる方は屋外でも使用できます。
重量感のあるスタンドが付いておりますので手回し中もズレません。
コンロの種類によっては、スタンドをセットすると、ドラムと火元の距離が近すぎる場合があります。
スタンドを底上げする土台も付属するので、お使いのコンロに併せてガス台からの高さがしっかりと確保できるので、火が全体に程よく当たるようにセット出来ます。
ドラムの中には羽根がついていて、羽根によって豆が撹拌されるので、ムラなく均一に焙煎ができます。
テストスプーンで焙煎中の豆の状態を確認します。
生豆をドラムに投入する為のステンレス製のロートも付属品として付属しています。
コーヒー入門書
コーヒー入門書(珈琲の焙煎に関する資料)なるものが付属されます。
珈琲とは?的な話から、焙煎の仕方など記載されています。焙煎前に読むと気持ちも高まります。(笑)
その他
サンプルロースターを使って焙煎をするにあたり、カセットコンロを購入しました。
とりあえず自宅のキッチンのガス台で焙煎をする予定だったのですが、私のキッチンのガス台では、安全装置が働き、すぐ弱火になってしまうので、焙煎には使えないという事が判明し、焙煎用にイワタニ製のカセットコンロを購入しました。
焙煎は火力が大事だと思ったので、一応、カセットコンロの中でも、火力が強く、火力の調整幅の広いものを選びました。
そして、カセットコンロならどこでも焙煎出来ますし、チャフの掃除もしやすい為、結果的に良かったかなと思います。
まとめ
この度、趣味でもある珈琲を、もっと深い領域で楽しみたいという衝動を抑えきれず、サンプルロースターを購入してしまいました。
始めたいと思った時が始め時です
サンプルロースターを買おうか迷っていて、この記事を見ているあなた。
勢いで買って楽になりませんか?(笑)
今回は、サンプルロースターの購入についてでしたが、今後、実際に焙煎をしたら、レビューをしていきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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