ドリップスケールの必要性とおすすめの使い方【ハリオ(HARIO) V60 VST-2000B】 

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個人的には、コーヒーってそんなに難しく考えずに楽しむものだと思っていて、ペーパードリップで言えば、適当に豆の量を計って、適当にお湯を注いで美味しければ、それはそれで良いし、あまり難しく考えずにコーヒーを楽しめれば、それが一番良いと思っています。

結局、豆が良ければ、コーヒーは美味しいですし、美味しくない豆をどんな上手な方法で淹れても美味しくないです...。

ブラジルの豆がマンデリンの味にはならないですしね。。。

もちろん淹れ方で味や風味は変わりますし、美味しい淹れ方もあると思いますが、プロじゃないとコーヒーを淹れることが出来ないって訳でもないので、もっと気楽に楽しみましょう。って感じです。

私の考えはあくまでも、豆がメイン、淹れ方はサブです。

なので、淹れ方よりも、自分好みのコーヒー豆に出会う事がとても大事だと思っています。

とはいえ、困ったことに、コーヒーを美味しく淹れたいと思って、いろいろ試行錯誤していると、温度や量、時間等、いろいろ計りたくなってきます。(笑)

誰かに淹れる時は「特に」です。

  • お湯の温度は?
  • 蒸らしの時間は?
  • 注ぐスピードは?
  • 何gのコーヒーに対して、何ccのお湯を注ぐか?
  • そもそも浅煎りか深煎りか            等々

こうやって、沼にハマっていくんですねぇ~。

それが楽しさでもありますが...。

今回は、私が普段コーヒーを淹れる時に使っている、ハリオのドリップスケールという商品を紹介していきたいと思います。

目次

ハリオ ドリップスケール(コーヒースケール)

V60ドリップスケールは抽出量と時間を同時に計測できるコーヒースケールです。

抽出量と抽出時間を管理することで、いつでも安定した抽出ができます。

外観

外観は真っ黒で凸凹が無くシンプルです。

 VST-2000B 

 VSTM-2000HSV 

トップがメタルのモデルです。

サーバーとか熱いものを直接乗せて計る人はこっちが良いかもしれません。

正直、機能より見た目でこの商品を選んだといっても過言ではありません。

V60ドリップスケールの基本的な使い方

電源の入れ方

本体右側「ON/OFF TARE」スイッチに1度触れると、本体の電源が入ります。

長く触れると電源がOFFになります。

ボタンのように「カチッ」っとした節度感はありません。軽くタッチする感覚です。

重さの計り方

電源を入れて、液晶の「0」を確認してから、上に物を乗せれば、液晶部にデジタルで重さが表示されます。

表示は小数点第一位まで、

上の写真は、14.0g

また、物(容器)が乗っている状態でも「ON/OFF TARE」にタッチすることで「0」にリセットされます。

例えば...、FUTAGAMIの栓抜きを乗せた状態を「0」にしたい場合。)

①「ON/OFF TARE」を一回タッチし、電源を入れる。

②物を乗せる。(栓抜きの重さは127.4gだそうです。)

③「ON/OFF TARE」をもう一度タッチすると、栓抜きを乗せた状態を「0」にセットできる。

この商品は、ドリップスケールと言うネーミングですから、この商品を使う方は、珈琲豆の量だったり、お湯の量を計ったりすることが主な目的になると思います。

ただ、コーヒー豆や液体は容器が無いと計れませんので、このリセットをよく使います。

珈琲を淹れる時って、容器の重さを引いた重量(豆や液体のみ)を計りたい事が多いんですよね。

容器だけを乗せた状態で「ゼロ」にセットしてから計れば、純粋にコーヒー豆や液体の重さを正確に計る事が出来ます。

時間の測り方

本体左側の「START STOP」をタッチすると、ストップウォッチ機能がスタートします。
もう一度タッチするとストップです。

長押しすると、経過時間がリセットされます。

何と言っても、このスケールの一番の特徴は、量(重さ)を計りながら、時間も測る事が出来る点。

例えば、
ペーパードリップ等であれば、お湯をドリッパーに注ぎながら、サーバーやカップに抽出しているコーヒーの量を把握することが出来ますし、蒸らしや抽出する時間を計ることで、毎回同じ条件でコーヒーを淹れる事が出来るので、味が安定するというわけです。

そして、飽くなき探求心の塊のような、愛すべきコーヒーラバー達は、蒸らしの時間をもう少し長くしてみようとか、挽きを細かくして同じ淹れ方をしたらどうだろう?とか自分なりに試行錯誤するんですねー。(笑)

ペーパードリップ等で使用するときの注意点

淹れ方にもよりますが、使い方についてちょっと注意点もありますので、それについてお話していきたいと思います。

どんな淹れ方だと注意が必要かというと、ペーパードリップをしている方で、最後、ドリッパーのお湯が落ちきる前に、ドリッパーを外す方(私も)です。

ペーパードリップをする際に、ドリッパーに溜まっているコーヒーが落ちきる前に、サーバーもしくはカップから外す方が、雑味が出ないとか、抽出する量を調整しやすいとか言われていますので、そういった淹れ方をする方も多いと思います。(私もそうです。)

そういったペーパードリップの場合の話をしていきますね。

むしろ、

ここは段落ブロックです。文章をここに入力してください。エアロプレスやフレンチプレス等のように、「〇〇cc注いで、〇〇分後に抽出」のような使い方には、このドリップスケールはピッタリだと思います。ここは段落ブロックです。文章をここに入力してください。

ダメというか、やりがちな例です

ドリッパー挽いたコーヒーサーバー

この3つの重さがスケールに乗った状態「0(ゼロ)」にセットしてドリップを始めた場合。

ドリップをしていって、スケールの表示が狙った抽出量になったと思っても、それはスケールに乗ってる全ての重さです。

ドリッパー挽いたコーヒーサーバーに抽出したコーヒー・ドリッパーに残ってるお湯

そして、サーバーを外すとせっかく「ゼロ」を合わせたのに、ドリッパー挽いた珈琲、さらに、ドリッパーに残ったお湯の重さがマイナスになるので、実際、サーバーに何グラム落ちたのか分からなくなります。

ドリッパー挽いたコーヒーサーバーに抽出したコーヒー(?)・ドリッパーに残ってるお湯

 

結局、重さは分からなくなり、実際に抽出したコーヒーの量はサーバー等のメモリで確認することになるのでスケールの意味があまり無くなっちゃいますね。

良い例というか、おすすめの使い方

本当に正確に計りたい場合は、結論から言うと、

ドリップスタンド等を使って、スケールにドリッパーの重さがかからない状態でドリップをする事で、サーバーに落ちたコーヒーの量を正確に測る事が出来ます。

どうしても、正確に測りたい方は、ドリップスタンド等を使って、ドリッパーをサーバーから浮かせた状態で淹れると、サーバーにどれくらいのコーヒーが落ちたのかが分かります。

ちなみにこのスケール、同社のドリップステーションと組み合わせて使うことが出来ます。(私も持ってます)

ドリップステーションを組み合わせる場合のおすすめの使い方

通常の使い方はスケールの上にドリップステーションを乗せるパターン

これじゃあ意味ない(さっきのダメな例と同じで、スケールの上に乗ってるすべての重さを計っちゃてるので、サーバーに落ちたコーヒーの重さだけ計れない。)ので、こうします。

写真ではサーバーが大きくてパツパツの為、ドリップステーションの下の受け皿的な部品を外していますが(汗)

小さめのサーバーやビーカー等を使う方は、下の受け皿も使えるでしょう。

これなら、シンプルにサーバーにどれくらいコーヒーが落ちたかを計ることが出来ます。

本当に正確に計りたい場合は、細かいですがこういったところも気に掛けていただくと良いんじゃないでしょうか。

で、実際、私は、、、

コーヒー豆の違いを飲み比べしたい場合などの、なるべく同じ条件で抽出したい時は、ドリップしながら使うこともありますが、普段、家でコーヒーを飲む時は豆の量を計る時くらいしかこのスケールを使いません。

私がペーパードリップで珈琲を淹れる場合、下記の方法で把握しています。

  • 豆の量  = ハリオ ドリップスケール
  • お湯の量 = サーバーの目盛り
  • 時間   = キッチンタイマー

ドリップスケールの機能、ほとんど使ってないやん。って事は重々承知です...。。

ただ、デザインがシンプルで私が使っているナイスカットミルとも合う気がするので、常にミルの横に置いていても違和感が無いというのが、個人的に一番メリットを感じていますし、

豆の量を計るだけだとしても、なんか使いやすいんですよね。

このスケール。

ミルの横に置いていると、珈琲を飲もうと思ったときに、サッと豆の量を計れるので、すごく便利です。

ほぼ毎日使うので、いちいち片付けるのは面倒ですし、料理の時なんかも使うので、出しっぱなしにしていても嫌じゃない見た目は大事です。

まとめ:無くても良いけど、あったら楽しいね♪

個人的には、コーヒーを淹れるために絶対必要なものではありませんが、コーヒー沼にどっぷりハマりたい方毎回同じ条件でなるべく同じ味の珈琲を淹れたい方研究熱心な方にはおすすめのコーヒー器具です。

デザインも気に入ったスケールを手に入れれば、皆さんのコーヒーライフが楽しくなるかもしれません。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

仕事が終わったら速攻帰宅してライフワークを楽しむ人。

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